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POLYPHARMACY
ポリファーマシー
について

ポリファーマシーとは

 

「poly」と「pharmacy」で多くの薬を服用

することによって副作用などの有害事象を

         起こすことを指します。

ポリファーマシーが多剤併用ということを

指すのではなく、多剤併用が悪いという

          意味ではありません。

有害事象とは、

薬物との因果関係がはっきりしないものを

含め、薬物を投与された患者に生じる

あらゆる好ましくない、あるいは意図

しない徴候、症状、または病気のことです。

※公益社団法人日本薬学会「薬学用語解説」より

高齢者は様々な疾患を抱えていることが

多く、複数の医療機関にかかっている

ことは珍しくありません。

この場合、それぞれの医療機関で処方

されている薬は2〜3種類だとしても、

受診先が増えるごとに薬も足されていく

ため、結果的にポリファーマシーが

発生しやすい環境となります。

また、服用している薬の副作用が新たな

症状と誤認され、それに対して新たなまた

別の薬を処方……というように、有害事象

を新たな薬で対処し続ける

「処方カスケード」も、ポリファーマシー

     を形成する原因になっています。

これは一つの医療機関、

  一人の医師の処方によっても生じます。

 

服用する薬の種類が増えると、薬同士の
相互作用が複雑になり、
薬の効き方や
副作用について予想が難しくなります。


特に高齢者では、肝臓や腎臓の機能が
低下していることも多く、
薬を選択、
服用する際は熟慮が必要であり、

実際に、副作用が原因で体調が悪く
   なっていることも見受けられます。


薬による有害事象(薬物有害事象)は
処方された薬の数に比例するとされ、

薬の数が6種類を超えると発生頻度が
大きく増加というデータを、

日本老年医学会が
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」で
発表しております。

図1.png

必要とする以上の薬や不要な薬が処方
されていることによって、
有害事象の
リスク増加だけでなく、誤った方法
での服薬(服薬過誤)、

服薬コンプライアンス低下、予後不良
 につながるリスク等も出てきます。


これまでの私の経験の中で、服薬数を
減らすことによって、
診療開始前より
も状態が良くなる患者さんは多数
       いらっしゃいました。

あくまで私の個人的な印象ですが、
残念ながらポリファーマシーに

取り組むクリニックや医療従事者は
まだ少なく、逆にポリファーマシー
状態が放置されていることも
見受けられ、この現状は大きな問題
     であると感じております。


りらホームクリニックでは、
複数の薬剤を服用している患者さん
については必ず薬剤内容を確認し、

必要応じて、ポリファーマシーの
    是正に取り組んでおります。

基本的には、5剤以内の服薬数に
できるよう
に、患者様本人と
相談しながら
薬剤調整を行います。
​(状況によっては、必ずしも5剤
 以内にできないこともございます)

 
薬局様からのお問い合わせも
受付ておりますので、是非
  ご相談いただければと思います。


​訪問診療でもオンライン診療でも
       受け付けております。


※申し訳ございませんが専門外と
 なりますので、
精神科の薬剤調整は
 基本的にはお引き受けできません。

   ご了承いただければ幸いです。

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